＜芸能＞読売新聞の人気コミック「あたしンち」、テレ朝でアニメ化

まさとφ ☆

ＯＬを中心に５００万部を超える人気コミック「あたしンち」が、テレビ朝日でアニメ化されることが２１日、分かった。
同コミックは読売新聞日曜版に連載中の漫画で、
いわばライバルグループ会社のテレビ朝日が数年越しの交渉の上で、アニメ化権を獲得した。
「あたしンち」はだれもが共感できる幸せな一家４人の日常が描かれており「平成のサザエさん」と呼ばれている。

「あたしンち」は「たたかうお嫁さま」「７年目のセキララ結婚生活」の作者で知られる、
漫画家のけらけいこさん（３９）が、９４年から読売新聞日曜版に連載中の作品。
「あたし」こと高校生の主人公みかんに、父、母、弟のユズヒコの４人家族が繰り広げる、
何げない日常生活がコミカルに描かれている。

「サザエさん」の磯野家が古き良き時代の理想的な家庭だとすると
「あたしンち」のタチバナ家は決して模範的ではないものの、だれもが共感でき、ぐーたらだけど幸せそうに感じる家庭。
登場人物のクセや振る舞い、セリフに「これあるよねえ～」というリアリティー感が作品の面白さにつながっている。

なんといっても、人気者なのは、みかんの母。
ゴールデンレトリバーを、リメンバーパールハーバーと混同しても
「英語はちょっとね」と変に開き直るなど、憎めないキャラクターだ。
人気脚本家の北川悦吏子さんも「こういう、なんでもないことがいいんだよね」と絶賛している。
疲れた時や落ち込んだ時でも、何げなく笑える作品としてＯＬなどの若い女性に人気沸騰。
コミックは現在まで７巻で５００万部と、大ヒットしている。
http://www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020222-06.html